塗りかえ美人が解説!!
外壁塗装をやる際にシーリング（コーキング）工事の重要性について。

外壁塗装を検討されているお客様によく聞かれるご質問があります。それは、シーリングはやった方がいいのか？と質問される事です。
塗りかえ美人では、基本的には、シーリング工事をオススメしております。

まず、シーリング材とは？

 
シーリングは家の部材と部材をつなぐ継ぎ目の役割を担っていて、またサイディングボードの隙間に雨水などが侵入しない様に目地部分にシーリング材が充填されています。
家はさまざまな部材から構成されているので、継ぎ目の存在は非常に重要です。継ぎ目の箇所がきちんと接続してないと、家のトラブルに直結することになり、強度にも大きく影響を与えてしまいます。また接続箇所におけるクッションの役割も果たしており、耐久性や柔軟性にも関わってきてしまいます。シーリング材はいかに大切なお住まいが長持ちするかと言うポイントなります。

シーリング材の耐久年数は？

 
一般的にシーリングの耐用年数は10年～12年と言われますが、建物の条件、シーリング材の種類、作業の精度よって、通常よりも劣化の進行が早い場合もあります。
シーリング材の経年劣化は、まずシーリングの表面に汚れが付き始め、シーリング部分の色が変わり始めます。
次にシーリング材に含まれる可塑剤が抜けて、シーリング自体がひび割れをし、更に劣化するとシーリング材が風化してしまい、ボロボロと目地からシーリング材が剥がれ落ちてきます。
そうなると当然ですが、サイディングボード部分の腐食も始まってしまいます。

また、サッシ周りがその様な状態になってしまうと、室内に雨水などが侵入したりと建物全体に悪影響が生じます。シーリング材の耐用年数は比較的短く、変成シリコンで10年ほどといわれています。しかも、症状が出るまで劣化が進行していても気づきにくいため、建物全体の劣化につながっているケースも珍しくありません。シーリングは、窓や外壁に加えて、屋根などにも使用されているので定期的に点検を行うようにしましょう。

また、2階以上の工事の場合、足場が必要となります。そのためシーリング工事と外壁塗装をセットで依頼することにより、足場費用のコストカットができます(^^)